12月25日  単独

愛子支所ー上愛子ー板颪峠ー秋保境野ー秋保温泉ーサイカチ沼ー愛子支所



板颪峠





板颪峠(いたおろしとうげ)は二口街道の秋保境野から関山街道の愛子をむすぶ道として昭和初期まで主要道として使われていたが廃道になってしまった。地図には登山道として残っている。歩く人はほとんどいないため藪覚悟で出かけた。3年前に板颪峠に出かけたが途中でブレーキのワイヤーがプツンと切れ嫌な予感がしたので引き返した経緯がある。いつか行こうと思い藪が薄くなる時期を狙って今日になった。





上愛子からグレート仙台ゴルフ場への道を上ってて行くと右側に板颪峠への道が現れ
た。


しっかりした道を進んで行くと・・・


崖になり左側の行きたい方行へ行けなくなってしまった。すぐに間違いと気づき引き返し藪のなかに踏み跡がないか探したが道がない。更に引き返し送電線の順回路を見つけ進んで行くと・・・


道があった。


笹藪の中も踏み跡があり間違いなく板颪峠への道だ。


傾斜した道も難なく歩ける。


炭小屋らしき建物が見えてきた。少し進んだ所が板颪峠のはずだが・・・


少し彷徨ったが板颪峠に辿りついた。旧道らしく石碑がある。手作りの標識もあった。


いい道が板颪追分まで続く。ここから右に進めば白沢五山の長峰縦走路に出られる。此処までは歩いている人が多く道ははっきりしている。まっすぐ進むと秋保境野の集落に出られるはずだ。


倒木が至る所にあり荒れてきた。


沢形になりいい感じだ。


しかしそんなに甘くはなかった。沢は倒木で埋まり自転車を担ぎ上げての通過は厳しい。藪を漕ぐことにした。再び沢に入りまた藪漕ぎを繰り返し・・・


林業用のノコギリらしき物が放置してあるところに出てきた。ここからは明瞭な道になった。


小川のほとりの道を進めば里だ。


舗装道に出て・・・ホッ。


秋保境野の石碑群を通り抜け・・・


秋保温泉共同浴場で一休み。


サイカチ沼を経由して愛子支所へ戻っていった。


走行距離はわずか25kmですが充実度120%でした。