今週は蔵王の屏風岳を計画していましたが天候がいまいちで行ってもガスの中で視界がないため中止しました。
CSTVで堺正章、井上順、加藤茶、坂上忍、萩原聖人がマージャンを打っています。TVを見ながらザックの中をブログに投稿します。
 
日帰りでも山スキーに行くにはそれなりの装備が必要です。ザックの外や服のポケットに入れているものは解りますがザックの中にどのような物を持っているのか人それぞれです。最低限の装備はしますが人によりザックの重量は6kg~10kgとばらつきがあります。必要な装備を持っていない人、必要以上のものを持っている人もいると思います。私のザックの中(一部ザックの外を含みます)を紹介します。基本的には遭難してもビバークして3日は生き延びる準備をしています。
 
 
使用するザック:モンベルの35L
雨蓋、小物ポケット付き、サイドポケットにスコップが入る大きさ、サイドにスキーが取り付けて背負える構造のものを選んでいます。
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横から見た画像です。スコップの収納場所に困っている人が多くいます。
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雪崩の3種の神器です。 スコップ(ブラックダイヤモンド)、ゾンデ棒(G3 2.4m)、ビーコン(トラッカー)
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雨蓋のポケットに入れている物(良く使う物)
作業用手袋(アウターを外して毛糸のインナーで作業して雪が付きアウターをすると凍傷になります)
目出し帽、トイレットパーパー、ヘッドランプ、サングラス、予備の地図(服のポケットにはもう一枚)、タオル、
小型ナイフ(首から掛けることもあります)
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後ろ側の小物ポケットに入れているもの(必要な時早く取り出したいもの)
平シュリンゲ、シュリンゲ4mm×1.2m、カラビナ(3点はスキーを引っ張る場合使用)、岩塩(足が吊った時に使用)、マジックテープ付きベルト(スキーを背負う時上部を縛る)、予備コンパス、ライター、スポーツテープ(一番よく使う、捻挫の他、シールが剥がれた時に良く使う)、シールワックス、スキーワックス
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ザックの中上部
行動食入れ、水筒(1L)  パン1個、どらやき2個、飴、チョコ、テルモスは外気温-10℃以上の時にもつがそれ以下だと水は凍らないので水筒に塩分を含んだドリンクを入れる。
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ザックの中 中部
ゴーグル、フリース、予備手袋、予備靴下
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ザックに中 下部
防水袋(ザックの中の物は濡れないように防水袋の中に入れる)、シュラフカバー(夏はツエルト、冬はシュラフカバーにしている)、銀マット 2mm×100cm×200cm
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ザックの中 最下部
アルファー米(2食分)、三角巾、補修用生地(貼り付けタイプ)、針金、ペンチ、予備車の鍵、予備電池(単三)、
予備電池(リチューム123)、携帯電話用充電器、十徳ナイフ
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その時によりザックに中に入れる場合と身につける事があるもの
無線機(マイクスピーカー付属)、GPS(電源は常時切、どうしても不安な時に電源入りにする。カンニングしたのでその時の山行は0点)、携帯電話(山に入った時は電源を切る)、赤旗(ピストン山行の時にザックの横に着ける)
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雪崩の三種の神器のほか、遭難しても3日は生き延びる四種の神器も必携です。これさえ持っていればここ数年で遭難して帰らぬ人になった人も帰ってきたと思います。
 
四種の神器とは(私の考えですのでもっと良い方法があるかも)
1.スコップ(雪崩の時に使うだけでなく、ビバークする時雪洞やスノーマウントを作る時に使用)
2.シュラフカバー(雪洞の中は0℃なのでシュラフカバーだけでも暖がとれる)
3.銀マット(シュラフカバーに巻き放熱を抑える)
4.アルファー米2食分(2食分と行動食のあまりがあれば3日は生きられる)